秋季特別展「芹沢銈介と萠木会の作家たち」(大阪日本民芸館)
2026.9.5 - 2026.12.16
芹沢銈介(1898-1984)は、柳宗悦(1889-1961)が中心となって創始した民藝運動に草創期から参加した染色家です。静岡に生まれた芹沢は、沖縄の紅型に魅了されたことから染色家への道を志しました。型紙を用いた「型絵染」という染色技法により、美しい色彩と意匠にあふれた作品を生み出しました。さらに芹沢は更新の育成にも力を注ぎ、四本貴資(1926-2007)や柚木沙弥郎(1922-2024)といった多くの優れた染色家たちを育てました。
萠木会とは、芹沢とその門下たちによって結成された染色家の団体です。技術の研鑽や材料・販路の確保などを協働で行うため、戦後間もなく発足し、1946年には第1回展が開かれました。以降は、全国で開催した展覧会を通して魅力的な作品の数々を発表し、芹沢没後の1998年に解散しました。
1970年の大阪万博の際に出展された「パビリオン・日本民藝館」では、当時の民藝運動の同人たちの作品を展観する部屋が設けられました。染色作品のパートでは芹沢と萠木会メンバーが手掛けた作品に加え、「萠木会共同作品」と題された大型のタペストリー作品が並びました。さらに、館内のカーテンは、四本貴資がデザインし山内武志(1938-)が染色を担当するなど、「パビリオン・日本民藝館」の展示や内装には、芹沢と萠木会の美意識が反映されています。本展では、当館が収蔵する芹沢銈介およびその門下たちの作品を展示し、芹沢銈介から始まる染色家たちの系譜をご紹介します。
基本情報
開催日時
2026年9月5日(土)~12月15日(火)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
水曜日、9月24日(木)※ただし9月23日(水)の祝日は開館
場所
料金
一般:710円、高大生:450円、小中生:100円
※当観覧券で、自然文化園・日本庭園にもご入園可能です。
※情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、各施設・主催者・WEBサイトなどをご確認下さい。
アクセス
阪急京都線・南茨木駅、阪急千里線・山田駅、阪急宝塚線・蛍池駅より、大阪モノレール乗換、「万博記念公園駅」「公園東口駅」が便利です