コレクション企画展示「色彩と絵画、新収蔵品とともに」と「小磯良平作品選Ⅰ」(神戸市立小磯記念美術館)
2026.4.4 - 2026.5.17
構図、デッサン、色彩…絵は画家のさまざまな考えと対象へのまなざしをもとに描かれます。絵を見て、この色の使い方が心に残る、素敵だ!と感じたことはありませんか。コレクション企画展示前半は色に注目し、小磯良平、金山平三、角野判治郎、今井朝路、田村孝之介、竹中 郁、伊藤継郎、関口俊吾、中島節子、鴨居 玲など当館が収蔵する神戸ゆかりの作家作品を紹介します。
小磯良平《花(アネモネ)》は、赤系統の色の使い方が印象的です。ガラスのコップに活けられた華やかなアネモネと、下に敷かれた装飾的な織物の文様にも、深紅色やベージュが躍動的に見え響きあいます。
角野判治郎《モンパルナスのキキB》は、青い袖なしドレスを着たモデルを描いています。中島節子《立つ人々》は、人の姿を抽象化して背景を薄い黄色でまとめており、まるで画面が発光しているようです。普段と異なる並べ方で、さし色や全体色調など色彩の競演をお楽しみください(展示室1)。
後半は、近年の新収蔵品を紹介します。とりわけ、2025年春は明確な意思のもと収集された小磯良平コレクションを受贈した特別な時期でした。ひとつめは、《西洋婦人図》を含む油彩・素描・エッチングで、大阪の医師・磯部 茂博士の愛蔵品でした。新収蔵品の油彩画は1970~80年代の作で、小磯良平の画業をたどるうえで当館のコレクションを補完する存在となりました。ふたつめは、阪急御影駅南で文化サロンとして長く活動した世良美術館のコレクションです。戦後、絵を小磯良平に学んだ洋画家・ピアノ教師の世良臣絵が開設し、二人の交流をうかがえる素描が展示されていましたが、2025年3月に閉館となり、当館が小磯良平の作品資料を継承しました。ぜひご覧ください(展示室2)。
小磯良平作品選Ⅰでは《ベニバナ》《オリーブ》《サフラン》《アンズ》など料理でなじみのある薬用植物画13点を展示するコーナーを設けます(展示室3)。計111点を展示。
基本情報
開催日時
2026年4月4日(土)~5月17日(日)
午前10時~午後5時(入館の受付は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木曜)
料金
一般:200(160)円、大学生:100(50)円、高校生以下無料
※( )内は30名以上の団体料金
※学生の方は受付で学生証、生徒手帳などをご持参ください。
※神戸市在住の65歳以上の方は無料(住所と年齢が証明できるものを持参ください。)
※障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」をご提示で無料
※情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、各施設・主催者・WEBサイトなどをご確認下さい。
アクセス
阪急神戸線・御影駅下車、南側よりみなと観光バス131系統にて「ウエストコート3番街前」下車、北へすぐ